みなさんこんにちは蟹バリズムです。
今回紹介するのは『マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間』です。
ジャンルはドキュメンタリーとなっております。
約90分間ずっと現実を突きつけられるでしょう。
思わず目を背けたくなるような、しんどいシーンの連続です。
しかし、すべて現実なのです。
ぜひチェックしてください!
予告
あらすじ
ロシアによるウクライナ侵攻開始からマリウポリ壊滅までの20日間を記録したドキュメンタリー。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部ドネツク州の都市マリウポリへの侵攻を開始した。AP通信のウクライナ人記者ミスティスラフ・チェルノフは、取材のため仲間と共に現地へと向かう。ロシア軍の容赦ない攻撃により水や食糧の供給は途絶え、通信も遮断され、またたく間にマリウポリは孤立していく。海外メディアのほとんどが現地から撤退するなか、チェルノフたちはロシア軍に包囲された市内に留まり続け、戦火にさらされた人々の惨状を命がけで記録していく。やがて彼らは、滅びゆくマリウポリの姿と凄惨な現実を世界に伝えるため、つらい気持ちを抱きながらも市民たちを後に残し、ウクライナ軍の援護によって市内から決死の脱出を図る。
チェルノフが現地から配信したニュースや、彼の取材チームが撮影した戦時下のマリウポリ市内の映像をもとに映画として完成させた。2024年・第96回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞し、ウクライナ映画史上初のアカデミー賞受賞作となった。また、取材を敢行したAP通信にはピュリッツァー賞が授与されている。日本では2023年にNHK BSの「BS世界のドキュメンタリー」で「実録 マリウポリの20日間」のタイトルで放映された。2024年4月に劇場公開。
マリウポリの20日間 : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
上映時間
95分
制作国
ウクライナ
監督・脚本
みんなの評価
2024/4/28時点での評価です。
Filmarks:4.3
映画.com:4.2
ネタバレなし感想
重い…重すぎる…
レイトショーで、他にお客さんがいなく貸切状態で鑑賞。
あまりにも重すぎる…
人形のように真っ白になっている赤ちゃんの遺体
山積みにされている遺体
血だらけの服
血だらけの顔
生死を彷徨っている生後18ヶ月の赤ちゃん
両足が吹き飛んだ男性
跡形もない建物
目の前の戦車
目の前の爆撃
これらすべて特殊メイクではなく、セットでもなく、演技でもない。
すべて“リアル”なのである。
なんとなくニュースで見ていた数秒の映像からだけでは伝わらない、緊張感や緊迫感、“死”との近さを思い知らされた。
しかし、日本のドキュメンタリー界の巨匠森達也も言っていたが、これだけは頭の片隅に入れておいてほしい。
「ドキュメンタリーはフィクションである」と。
まとめ
かなり精神的に疲れてしまう映画です。
しかし、我々が向き合わなければならない現実でもあります。
考えるきっかけにしてください。
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